日本映画「国宝」が、第98回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング部門にノミネートされました。ノミネーションは**米国時間2026年1月22日夜(日本時間1月23日)**に発表され、日本の伝統芸能を題材にした作品が世界最高峰の映画賞で評価されました。
本作は歌舞伎の世界を舞台に、芸に人生を捧げる人物の半生を描いた作品です。白塗りの化粧や精巧なかつら、年齢や時代の変化を表現するヘアメイクが映像美と一体となり、今回の評価につながりました。ノミネートされたのは、ヘアメイク担当の豊川京子さん、歌舞伎メイクの日比野直美さん、床山の西松忠さんらのチームでした。
アカデミー賞では、作品の完成度だけでなく北米での上映活動も重視されます。「国宝」もロサンゼルスやニューヨークで特別上映が行われ、監督や出演者が登壇するイベントが実施されました。賞レースの中心地であるロサンゼルスで存在感を示してきたことも、今回のノミネートにつながったとみられます。
同作は国際長編映画部門の最終候補には残らなかったものの、技術部門での評価は日本映画の制作水準の高さを示す成果となりました。今後は北米主要都市で一般公開が予定されており、授賞式に向けた動向が引き続き注目されます。
なお、第98回アカデミー賞授賞式は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのドルビー・シアターで(現地時間)2026年3月15日に開催される予定です。