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ドジャーズ近況 2025年6月7日

1週間前に行われたヤンキーズとの交流戦3試合の1日目は大変盛り上がりました。

別々のリーグのドジャーズとヤンキースが今季唯一対戦するシリーズ3日間の始まりとあって、大勢の観客が試合観戦に詰め掛けました。

昨年度の両リーグのMVP(アメリカンリーグのジャッジ選手とナショナルリーグの大谷選手)が対戦する試合で、出だしの1回からそれぞれがホームランを打つというのは今までになかった記録にもなりました。

その日の試合はドジャーズが追いかけて途中でひっくり返すという、ドジャーズファンにとっては理想的な感動を伴う試合展開となりました。

そのどんでん返しの引き金となったのが大谷の2本目のホームランで、それをきっかけに今季負けなしだった相手ピッチャーのフリード投手を攻して、ドジャーズ後続バッターの勢いに火がつく結果で終わり、ドジャーズファンは意気揚々と帰途についたことでしょう。

2戦目は最初からドジャーズの独壇場と言った展開で、早い段階で大差がついて大谷の出る必要も少なくなってしまいました。

3日目はドジャーズの山本投手が勝ちで締めくくりたい試合だったのですが、相手先発ピッチャーのヤーブローが好投して、それに反して山本投手のミスが目立つ試合となってしまいい、残念ながらこの試合は負けました。アメリカンリーグ東部地区トップの相手にシリーズ戦を2勝1敗で終えられて良かったです。

この後は引き続いてナショナルリーグの東部地区トップのメッツ戦でした。前回の遠征でニューヨークでは1勝2敗と負け越した相手でしたが、今回はなんとか2勝2敗の引き分けで終わって安堵しました。

今日もカーディナルス戦で昨日に引き続いて2連敗ですから、この後月曜日から同地区で近差のパドレス戦ではトップ維持のためにも気を引き締めて戦って欲しいです。

 

 

 

5/28/25

このところのドジャーズはシーズンの始まりの時のように勝ち続けることが難しいようです。厳しい試合の日が多くてなかなか3連勝とは行かないものです。

東地区への遠征で強豪のニューヨークメッツには最初の1日目こそ延長13回でなんとか勝つことができましたが、その後は2連敗でクリーブランドに移動して、そこでは対ガーディアンズのシリーズ3戦を2勝1敗で終える結果となりました。アウェー(敵地)戦で3勝3敗の成績でホームに帰ってこられたのでまあまあという結果です。

ただこのアウェー戦では大谷選手の連日のホームランにLAのファンの間で大変盛り上がりました。この数日間のうちに一挙にホームラン数が3本が加わりましたので、再度MLB全体のトップに躍り上がっています。

安定したスターティングピッチャーが少ない中、ガーディアンズ戦初日の山本選手の投球にはとても意気込みが感じられましたし、相手のバントに対してもほとんどペースのないボールを即座に拾って、一塁ベースに走り込もうとするランナーと競争しながらの、相手の体にタッチアウトするというような運動神経の良さを披露してくれました。

一人一人の選手の際立った活躍があってこそ一つづつ勝利をもぎ取って行くことができると思います。この先もドジャーズから目が離せません。

 

 

 

 

5/21/25 

最近のドジャーズの状況はちょっと厳しです。ドジャーズは現時点でナショナルリーグの西地区でかろうじてトップを守ってはいるものの、パドレスとジャイアンツがその後に迫っていていつひっくり返されてもおかしくな状況なのです。

5/15には大谷の人形が観客全員に配られたこともあって大勢がドジャーズ球場に詰めかけました。大谷もその期待にしっかり応える2本のホームランを打ち、15日時点でホームランの数でトップだったヤンキーズのジャッジ選手の16本にあと2本のところまで詰め寄ることができました。

その後に古巣のエンジェルスに対してまさかの今季初めてのシリーズ3連敗を喫して、チームのピッチャー陣の層の薄さを物語っている状況です。シーズン前にはサンフランシスコから移籍してきたスネル投手と長身のグラスナウ投手にかなりの期待が集まっていましたが、結局故障者リストに入ってしまったことや、中継ぎのピッチャー陣の脆さが影響して折角山本が頑張ってもその後に打たれて逆転負けをしていたりです。

ただ攻撃面ではそれほど悲観することはありません。現在(5/21)大谷はホームラン数ではジャッジ選手を抜いて17本でトップですし、1塁ベースを守るフリーマン選手も打率が2番の.371ですし、キャッチャーのスミス選手も4番の.339の打率です。ただそこにほかの選手がタイミングよく打っていくことができるとうまく得点に繋がることができます。

この後もドジャーズの攻撃を楽しみに応援したいと思います。