6月10日からロサンゼルスダウンタウンで、午後8時以降の夜間外出禁止令が発令されました。これはダウンタウンの一部で、ICEによる不法移民取り締まりが発端の暴動が起きたためです。日本からのお客様にとっては、特にリトル東京のミヤコホテルとダブルツリーホテルの様子が気になるところだと思います。特にドジャース観戦に便利なこの両ホテルは、たくさんの日本人が宿泊されています。
昨日から始まっているドジャース・ホームゲームの件でドジャーズより発表があり、ユニオンステーションからの送迎シャトルは、通常通り運行されているとのことです。
不法移民問題への抗議活動が続くロサンゼルスですが、現時点では地元警察と共に、州兵と海兵隊合わせて3000人規模で、万が一の時に備えて鎮圧の準備が整っています。
移民局や市役所周辺とその周辺のオフィスビルなどは、平常通り業務を続けています。エレファントツアーも、周辺の最新情報を集めながら運行いたしております。今日大きな集会が予定されていることもあり、予断を許さない状態が続いていますが、6月14日午後3時の時点では大きな動きは見えていません。
過去を振り返ると、6月6日、実際に暴徒が暴れていたのは事実ですが、ロサンゼルス市の面積の1/500の地域だけで起きていた問題です。しかし報道映像では、車が燃やされていたりする一番酷い瞬間を何十回も繰り返すので街全体が非常地帯になっている錯覚さえあります。演出や誇張を見極める目を持つことがたいせつです。このことを伝えている地元の人発信のインスタをシェアします。ここをタップ。
夜間外出禁止令が発令されている地域は、ダウンタウンの市庁舎付近の半径約3.5kmの範囲で、ユニオンステーションやダウンタウンほぼ全域と、チャイナタウンが含まれる地域です。ドジャース球場はこのエリアからは外れていますが、観戦ツアーに参加の方がこのエリアのホテルに戻る時が問題です。また戻った後、外食などに出かけられないことも気になるところです。そもそも仮に出かけられたとしても、お店が営業しているかどうかは分かりません。そこで当社では、このエリアに宿泊しているお客様をツアーから最後ホテルにお送りする時、できるだけお客様のご意向を聞き、希望があればスーパーマーケットなどでサンドイッチなどの軽食を買えるように工夫しています。
ハリウッドボウルやグリークシアターでのコンサート、ドジャースのホームゲーム、LAプライドパレードとブロックパーティ、文化施設での展示会など、多くのイベントがありますが、今のところ全て予定通り行なっています。
しかしながら、一部の抗議行動や公共の集まりは、特にロサンゼルスのダウンタウンとその周辺で、メトロバスや鉄道サービスに遅延や迂回を引き起こす可能性があります。公共交通機関を利用予定の方はMetro.netでリアルタイムの更新を確認してください。
訪問者と住民の安全と幸福は、ロサンゼルス市にとって最優先事項です。ロサンゼルス大都市圏は引き続き通常通りオープンしています。ロサンゼルスにお出での際は、常に情報を入手し、地域のガイダンスに従い、一時的に混乱している地域を避けることをお勧めします。地元の機関と連携して、法執行機関は、ロサンゼルスダウンタウンでの心地よい滞在のため、公共の安全を強化していますからご安心ください。
ダウンタウンのホテルに滞在する方は、次のものを持って出かけるようにしてください。ホテルに帰るとき、ナショナルガードなどに止められたらこれらのものを見せてください。
1. 宿泊を証明するホテルからの英文レター
2. 英文によるホテル予約確認書(宿泊者名、ホテル名、ホテル所在地、宿泊期間が明記されているもの)
3. パスポート(写真付き身分証明書)
5. ルームキー
宿泊していることを証明する書面を用意していただけますか?と英語で言うには、次のような言い回しがあります。
1. Could you please provide a written confirmation that I am staying here?
2. Can I get a written proof of my stay here?
情報がアップデートされたら都度発表します。
エレファントツアー五十川