ロサンゼルス外出禁止令について

速報(6月16日午後3時現在)

6月10日からロサンゼルスダウンタウンで、午後8時以降の夜間外出禁止令が発令されていましたが、本日から解除され通常に戻りました。夜間外出禁止令はダウンタウンの一部で、ICEによる不法移民取り締まりが発端の暴動が起きたためです。日本からのお客様にとっては、特にリトル東京のミヤコホテルとダブルツリーホテルの様子が気になるところだと思いますが、解除されたことでホッとしています。

ドジャース・ホームゲームの件でドジャーズより発表があり、ユニオンステーションからの送迎シャトルは、引き続き通常通り運行されるとのことです。

移民局や市役所周辺とその周辺のオフィスビルなどは、平常通り業務を続けています。エレファントツアーも、周辺の最新情報を集めながら運行いたしております。

過去を振り返ると、6月6日、実際に暴徒が暴れていたのは事実ですが、ロサンゼルス市の面積の1/500の地域だけで起きていた問題です。しかし報道映像では、車が燃やされていたりする一番酷い瞬間を何十回も繰り返すので街全体が非常地帯になっている錯覚さえあります。演出や誇張を見極める目を持つことがたいせつです。

現在は全面解除されていますが、夜間外出禁止令が発令されていた地域は、ダウンタウンの市庁舎付近の半径約3.5kmの範囲で、ユニオンステーションやダウンタウンほぼ全域と、チャイナタウンが含まれる地域です。ドジャース球場はこのエリアからは外れていますが、観戦ツアーに参加の方がこのエリアのホテルに戻る時を心配していました。また戻った後、外食などに出かけられないことも気になるところでしたが、とりあえずその心配もなくなりました。リトル東京のお店もほぼ平常通り営業しているようです。

ハリウッドボウルやグリークシアターでのコンサート、ドジャースのホームゲーム、LAプライドパレードとブロックパーティ、文化施設での展示会など、多くのイベントがありますが、全て予定通り行なっています。

観光局よりのレター(6月12日午後8時)

訪問者と住民の安全と幸福は、ロサンゼルス市にとって最優先事項です。ロサンゼルス大都市圏は引き続き通常通りオープンしています。ロサンゼルスにお出での際は、常に情報を入手し、地域のガイダンスに従い、一時的に混乱している地域を避けることをお勧めします。地元の機関と連携して、法執行機関は、ロサンゼルスダウンタウンでの心地よい滞在のため、公共の安全を強化していますからご安心ください。

情報がアップデートされたら都度発表します。
エレファントツアー五十川